ガラスとビーズでゆるりと暮らす

ガラスのこと、好きなこと。@アトランタ

とんぼ玉を使って

とんぼ玉を使って

車の鍵のストラップを作りました。

スエード調の紐を通して

アクセントにHappyの文字入りのチャームを

付けました。

これでバッグの中で迷子にならないし

フックにもかけられます。

ところで "トンボ玉" と言う呼び名ですが

どこから来たのかと言いますと

模様のついたガラス玉が

まるでトンボの目玉のように見えるから

ということに由来しているそうですよ。

海外では Glass beads または

Lampwork beads と呼びます。

小さいビーズは seed beads と呼ばれます。

ビーズの起源は75,000年前のアフリカだと

されているそうです。

ガラスビーズが何処でどの様に作られ始めたのかは

未だに明確にはなっていないそうです。

古代エジプト時代からガラスビーズは存在し、

その後インド、中国を経て、15世紀には

ヨーロッパで更に発展していきました。

イタリアのベネチアでは

ベネチアンガラスが有名ですが

その製造技術の流出を恐れ

ガラス職人をムラーノ島に移住させ

島から出られないようにしたという話は有名です。

ガラスビーズが日本に伝わったのは江戸時代です。

鎖国下でも交易のあったオランダや中国から伝わり

その後、大阪の泉州地方、京都や江戸に

広がっていきます。

小さなガラスビーズひとつにも

長い長い歴史があり

未だに分かっていない事も沢山あるのですね。

いつか、世界のガラス工房を

ゆっくり訪ねてみたいです。

ガラスに対する愛は深まるばかりです。。。